遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
今週は、一週間ずっと雨が続いていて、線状降水帯警報も度々見かけます。
いつもより時間に余裕をもって、お出掛けくださいね。

さて今回は、晩夏のいけばなで「生花二種生」をいけました。
少しずつ秋の気配が深まっていく様を、いけばな作品を通してぜひお楽しみくださいね。
1.晩夏のいけばな 生花一種生①

エニシダと小菊をつかった「生花二種生」です。
エニシダは、細くしなやかな枝の線と、涼やかな緑の葉が美しい花材です。
夏の名残を感じさせながらも、秋へと移ろう季節の空気を表現するのにふさわしい枝物です。

今回はエニシダの自然な枝ぶりを生かし、伸びやかな線を大切にしています。

華やかさを競うのではなく、花材そのものが持つ姿や季節感を素直に表現することで、晩夏から初秋へ移りゆく静かな時間を感じていただける作品に仕上げています。
2.晩夏のいけばな 生花二種生②

ヒペリカムとリンドウを用いた「生花二種生」です。
ヒペリカムは、艶やかな緑の葉だけでなく、季節の移ろいとともに葉が赤や褐色へと色づく姿にも趣があります。
今回はその紅葉した葉を主材として取り入れ、夏の盛りを越え、秋へ向かい始める晩夏の風情を表現しました。

一方、リンドウは、深い青紫色の花が涼やかで、秋の訪れを感じさせる花材です。
凛と上向きに咲く姿には清々しさがあります。

まだ残暑の気配が感じられる中にも、確かな秋の兆しを感じさせる、晩夏ならではの季節感を大切にした作品です。
花笑 HANAWARAI