夏のいけばな|美しい緑をいける生花一種生など

片岡いけばな教室_202607_3

遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。

酷暑が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。
体調を崩されないよう気を付けてくださいね。

さて今回は、夏のいけばなで「生花一種生」、「向掛け一種生」、「魚道生」、「立花正風体」をいけました。
緑美しいお花達をぜひお楽しみにください。

1.夏のいけばな 生花一種生

池坊 片岡いけばな教室 生花一種生

生花 一種生

セイロンライティアの白い花と艶やかな葉の対比を生かし、軽やかで涼感のある作品づくりに適した花材です。
一種生では、自然な枝ぶりや葉の流れを大切にし、花の清らかさを引き立てることで、夏の季節感と気品を表現します。

池坊 片岡いけばな教室 生花一種生

生花 一種生

杜若は直線的な葉の美しさと優雅な花姿を生かし、水辺の風情や初夏の爽やかさを表現する代表的な花材です。
花と葉の調和が生み出す凛とした姿は、季節感と品格を作品にもたらします。

2.夏のいけばな 向掛けの一種生

池坊 片岡いけばな教室 向掛け一種生

セイロンライティアの向掛けの一種生

床の間の正面や壁等に掛けた竹の器に、動きのある枝を斜め前方に生けていく生け方です。
この花形は後ろに壁があるので、奥行きのない生け方になります。

壁に掛けて写真をとるとこのようになります。

池坊 片岡いけばな教室 向掛け一種生

これが本当の姿!
マンデビラパラソルの向掛けの一種生です。

3.夏のいけばな 魚道生

池坊 片岡いけばな教室 魚道生

魚道生

フトイと杜若の魚道生では、水辺の景観と水の流れを意識した構成が大切です。
直線的に伸びるフトイは流れの方向や空間の広がりを表し、優雅に咲く杜若は水辺に彩りを添えます。
静けさの中に生命の躍動を感じさせる、水辺の情景を映した作品となります。

4.夏のいけばな 立花正風体

池坊 片岡いけばな教室 立花正風体

立花正風体

けむり草を使って左流しで生けています。
軽やかな穂は空間に柔らかな表情を添え、他の花材との濃淡や質感の対比を引き立てます。
役枝の格を崩さず、間と余白を大切に構成することで、自然の風や霞の移ろいを感じさせる、品格ある立花正風体に仕上がります。