遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
酷暑が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。
体調を崩されないよう気を付けてくださいね。
さて今回は、池坊 片岡いけばな教室の皆さんがいけた緑美しい夏のいけばな 一種生、向掛け一種生、魚道生、立花正風体をご紹介します。

生花 一種生
セイロンライティアの白い花と艶やかな葉の対比を生かし、軽やかで涼感のある作品づくりに適した花材です。
一種生では、自然な枝ぶりや葉の流れを大切にし、花の清らかさを引き立てることで、夏の季節感と気品を表現します。

生花 一種生
杜若は直線的な葉の美しさと優雅な花姿を生かし、水辺の風情や初夏の爽やかさを表現する代表的な花材です。
花と葉の調和が生み出す凛とした姿は、季節感と品格を作品にもたらします。

セイロンライティアの向掛けの一種生
床の間の正面や壁等に掛けた竹の器に、動きのある枝を斜め前方に生けていく生け方です。
この花形は後ろに壁があるので、奥行きのない生け方になります。
壁に掛けて写真をとるとこのようになります。

これが本当の姿!
マンデビラパラソルの向掛けの一種生です。

魚道生
フトイと杜若の魚道生では、水辺の景観と水の流れを意識した構成が大切です。
直線的に伸びるフトイは流れの方向や空間の広がりを表し、優雅に咲く杜若は水辺に彩りを添えます。
静けさの中に生命の躍動を感じさせる、水辺の情景を映した作品となります。

立花正風体
けむり草を使って左流しで生けています。
軽やかな穂は空間に柔らかな表情を添え、他の花材との濃淡や質感の対比を引き立てます。
役枝の格を崩さず、間と余白を大切に構成することで、自然の風や霞の移ろいを感じさせる、品格ある立花正風体に仕上がります。
花笑 HANAWARAI