遠江の国のシルバーマザー花使い、ミイ68です。
先日、松坂屋静岡店で開催された『いけばな池坊展』を見に行きながら、もう一つの目的の『リト@葉っぱ切り絵展』に行ってきました。
今回はそのステキな展示会の様子をご紹介します。
1.リト@葉っぱ切り絵展in静岡
会期 | 2024年1月20日(土)~2024年3月3日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
会場 | 駿府博物館 |
入場料 | 高校生以上 800円 |
主催 | 駿府博物館(公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団)、静岡新聞社・静岡放送 |
後援 | 静岡市、静岡市教育委員会、焼津市教育委員会、藤枝市教育委員会 |
2.葉っぱ切り絵アーティスト リトさん
葉っぱ切り絵アーティストのリトさんは1986年、神奈川県生まれ。
大学卒業後に就職。
7年間勤務するがADHD(発達障害)の診断を受け、会社勤めに終止符を打った経歴があります。
ADHDの特性である過集中やこだわりを前向きに生かすために、2020年より独学で制作をスタート。
SNSに毎日のように投稿する葉っぱ切り絵が注目を集めたそうです。
3.切り絵の制作の様子
紙にペンで「その日に描く主役」をざっと描き、引かれるキャラクターが誕生したら、その周囲にどういったキャラクターを配置するかを考えます。
大枠の世界観が固まってきたら、いよいよ作業に移るそうです。
公園から探してきた広葉樹の葉に、描きたい風景を再現するのに適した葉を選び、そこに下絵を描き込みます。
個性的な葉を見つけた時には葉の色や形からストーリーを生み出すこともあるそう。
そして最後のこだわりが撮影。
近所の公園で額縁代わりの空をバックに写真を撮れば作品が完成。
ほぼ毎日、1作品を発表しているそうです。
4.葉っぱ切り絵
静岡県民、
富士山にどうしても反応してしまいます。
私がリトさんの事を知ったのは『情熱大陸』に出演された時でした。
日常の何気ない場面を1枚の葉っぱに影絵のように切り出す作業をしているリトさんの事を初めて知りました。
全部で41点展示されていました。
全て撮影してきました。
ここで紹介出来ないのでが残念です。
実際に作品を見て当たり前ですが、どれひとつ同じ葉っぱはなく、と同時に色合いも様々。
そして何より作品によっては、制作期間が経っていると葉っぱの色合いの変化も見られ、これが植物の力なんだなぁと思いました。
全国で個展が開催されている中で今回、静岡県で見る事が出来て本当に良かったです。
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