花より団子!
春野菜を、そのままソテーして塩でシンプルにいただくー
この時期の野菜が愛おしい遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
皆さんにも、近所にあるのに訪れたことがない有名な観光スポットが1つぐらいはありますよね?
私にとってその場所は、我が家から車で約15分の静岡県磐田市にある行興寺「熊野の長藤」。
お花好きの方にも、歴史ファンの方にも、そうでない方にも、有名で人気のある観光スポットです。
先日、念願叶って「藤が一番綺麗な時期」に見に行くことができました~!
今回は、人気観光スポット「熊野の長藤」の魅力をお伝えします。
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1.いざ、熊野の長藤へ
近くにあるのに、なかなか見に行けなかった長藤。
念願かなって、今年はチャンス到来です。
天気も上々!
心弾んで足取りも軽快。
道中、道路脇の花壇には、綺麗に花を咲かせたツツジ達がお出迎え。
もう満開じゃん!!
ツツジといえば、ゴールデンウィークの浜松まつりの時期に満開となり、今年も祭りだなぁ~としみじみ感じる風物詩だったのになあ!
今年は、満開になる時期が早いなぁ~。
そういえばゴールドマザー花使い福桜さんのお宅の藤棚も、もう満開だったわぁ。
長藤も、もう終わり頃かしら~?
そんなことを考えながら少し不安になった頃に到着~。
長藤のある「行興寺」の前は、車と歩いている人で混み合っていました。
こんなに人が来るんだ~!
とびっくり!!
「車は、天竜川の河川敷に止めてください」
と警備員の方が案内してくれました。
他県ナンバーが結構多かったことにも驚きました。
2.美しい長藤
河川敷に車を止め、徒歩10分。
いよいよ行興寺の中へー。
一面に藤棚があり圧巻です~!
同時に人の多さにもびっくりでしたが、風に揺れる長藤の美しさは、とにかく見事でした。
この日は、少し風が強めに吹いていました。
ゆらゆらと揺れる藤の花房の姿は、春の陽気に心が踊っているように見えました。
国指定天然記念物の1株は、推定樹齢約850年とのこと。
根元が何本もねじれ合って藤棚に伸びていく姿は、何百年もの間、力強く踏ん張って素晴らしい藤の花を咲かせてきた生命力をひしひしと感じました。
この荒々しくねじれている姿からは想像できない可憐で美しい藤の花。
あまりにも綺麗で花ばかり見てしまいますが、長年美しい長藤を支えてきた生命力溢れる根元の姿もじっくり見てほしいと思いました。
この国指定天然記念物の1株は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する平宗盛に寵愛された熊野御前が、平安末期に手植えしたと伝えられたそうです。
それもあって、今年は特に混んでいるのかしら?
また、県指定天然記念物の5株の大木の長藤もあり、見事に花を咲かせていました。
3.西法寺公園の藤棚
磐田教室の生徒さんに、
「行興寺の裏の公園にも、藤棚があって綺麗よ~」
と耳より情報をもらい、裏に回ってみると「西法寺公園」がありました。
ここにも見事な藤棚が~!!
こちらの公園の方が広々していて、藤の花を楽しむのはいいかも~。
写真もゆったり撮れますよ~。
公園の脇になんと能舞台があり、びっくりでした。
「熊野伝統工芸館」伝統芸術文化の復興と市民の文化向上、コミュニティー推進のために平成10年に建設されたそうです。
思わぬ発見で、得をした気分になりました。