遠江の国のグランドマザー花使い「あみ」です。
生徒さんから皆さまの健康を祈願して、「茅の輪(ちのわ)くぐり」をしたと写真を頂きました。

こちらは五社神社、そして次が井伊谷宮です。

毎年、ありがとうございます!
茅の輪(ちのわ)くぐりは、1年の前半の穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。
皆で暑い暑い夏を元気に乗り越えましょうね。
さて今回は、池坊 いけばな田名網の生徒さんが2025年7月のお稽古でいけた自由花作品をご紹介します。
個性豊かな作品が揃いましたので、ぜひご覧くださいませ。
1.いけばな田名網 2025年7月お稽古作品 自由花①


池坊の「自由花(じゆうか)」は、その名の通り、自由な発想で表現するいけばなです。
型にとらわれない創造性が求められます。



上の作品はぐるっと360度、どの方向から見ても楽しめる作品です。
自由花では「こうしなければならない」という決まりはありません。
花材の選び方、配置、器の使い方まで、自分の感性や気持ちをそのまま作品に込めることができます。
2.いけばな田名網 2025年7月お稽古作品 自由花②

自由花では、花だけでなく、枝や葉、ドライ素材、果物、さらには紙や金属、布など、あらゆる素材を使って作品を構成できます。


身の回りのものがアートになる感覚は、自由花ならではの楽しさです。
3.いけばな田名網 2025年7月お稽古作品 自由花③


季節感、感情、社会へのメッセージなど、作品に物語や意味を込めることができるのも「自由花」の魅力です。
見る人に問いかけるような表現も可能ですよ。


お花と向き合ううちに「こうしてみたらどうだろう?」というひらめきが湧き出し、実験や挑戦の場にもなります。
それが自分だけの表現につながるので、創作の喜びを強く感じられます。


4.いけばなを始めてみませんか

テーマを決めて自由花を一度いけてみると、その面白さを体感できると思います。
作品を通じて、自分自身の内面や世界観が自然と浮かび上がってくるような体験ができますよ。

ご興味がある方は「いけばな体験教室」へぜひどうぞ。
それではまた。