遠江の国のゴールドマザー花使い「おまっち」です。
リニューアルされた東京都江戸東京博物館へ出掛けてきました。

googleクチコミ星4.4、大人気の博物館ということもあって、めちゃめちゃ混んでました。
昔の暮らしや火消し役の様子など、リアルなジオラマや原寸大の復元物が色々あって、とても楽しめましたよ🤭
さて今回は、池坊 松野いけばな教室の皆さんが2026年5月のお稽古でいけた向日葵を用いた自由花、初夏の立て花をご紹介します。
1.初夏のいけばな 自由花

自由花
≪花材≫
向日葵・デルフィニウム・ゴッド、ケムリソウ
夏の力強さと儚い揺らぎが同居する、対比の妙が魅力となる作品です。
向日葵は太陽を抱くような圧倒的な存在感で中心を成し、大きな花面が作品全体に明快な方向性と生命力を与えます。

一方、ケムリソウは向日葵の強さを受け止めつつ、ふわりと漂うような細かな粒子の集合で空間を柔らかく包み込みます。
煙のように曖昧で、触れれば消えてしまいそうな質感が、向日葵の確固たる存在と美しい対照を生み、作品に深い呼吸を与えます。

デルフィニウムとゴッドはその間を縫うように色と線を添え、青の清涼感と軽やかな動きが全体の調和を支えます。
向日葵の「強」とケムリソウの「柔」が響き合うことで、自由花ならではの空間の広がりと感情の揺らぎが立ち上がり、季節の光と風をそのまま写し取ったような表現となります。
2.初夏のいけばな 立て花

立て花
≪花材≫
ササリンドウ、バラ、南天の実、ケムリソウノ葉、ヒペリカム、ベニバナ、紫陽花、ライムポトス、白い小花
ササリンドウの凛とした立ち上がりを軸に、全体の気流をまっすぐに通すよう構成された立て花です。
バラは柔らかな質感と豊かな量感があり、作品に華やぎと温度を添えます。
紫陽花は足元に安定感と湿り気のある表情を与え、ライムポトスの明るい葉色が全体を軽やかにまとめます。
白い小花が最終的な光の粒となり、作品全体に清らかな余韻を残します。
花笑 HANAWARAI
