遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
今回は、「アイミティ浜松いけばな(池坊)教室の初夏の美しい自由花と生花新風体のお稽古作品」をご紹介します。
生徒さんの発想豊かな作品をたくさん紹介していますので、ぜひお楽しみくださいね。
1.お稽古作品 2023年6月 自由花①
「自由花」です。
花材は、
ウイキョウ、カーネーション、千日紅、クロトン
クロトン(緑と黄色の葉)の葉を面白い形に切って、趣向を凝らしていますね!
ウイキョウの茎を大胆に使い、変形花器にバランスよくいけられています。
同じ花材を使ってますが、こちらはウイキョウを横に大きくいけ、伸びやかな様をいかしています。
花器の右側へまとめていけることで、バランスをとりつつ涼やかさも感じられる作品です。
こちらはお皿のような平べったい花器を使っていけた作品です。
カーネーションの美しさやウイキョウの可愛らしさが引き立ちますね。
2.お稽古作品 2023年6月 自由花②
「自由花」です。
花材は、
アイリス、アンスリウム、ブバリア、ソケイ
優し気な雰囲気の花材とよくあった花器を選ばれています。
素敵な作品が出来上がりましたね。
同じ花材をつかって、こちらは色彩美しい作品が出来上がりました。
それぞれの花材がもつ特性をいかしていけられていますね。
こちらは花器口にアイリスの葉をくるっと丸めていけています。
アンスリウムの美しさが引き立つ作品です。
花材の様を生かすと縦の線になりますが、少し趣きを変えていけるとまた雰囲気が違う作品が出来上がります。
3.お稽古作品 2023年6月 生花新風体①②③④
「生花新風体①」です。
花材は、
タンチョウリーキ、アルストロメリア、木苺
軽やかな淡黄色の花器にタンチョウリーキのユニークな様を主にいかしつつ、足元を木苺の葉でまとめています。
美しい作品です。
「生花新風体②」です。
花材は、
トクサ、タンチョウリーキ、アルストロメリア
こらちは、トクサを主にしています。
面が少ない花材でバランスをとるのが難しいですが、綺麗にまとまっていますね。
「生花新風体③」です。
花材は、
フェイジョア、菊、トクサ
スッと伸びたトクサとフェイジョアを伸びやかに生けた作品です。
先の2作品と花形は同じですが、花材が違うと趣も随分と変わりますね。
「生花新風体④」です。
花材は、
フェイジョア、トクサ、アルストロメリア
こちらも主はトクサで、花器のボリュームに合わせてフェイジョアをバランスよくいれています。
ピンク色のアルストロメリアが可愛らしさが引き立ちますね。
4.第40回中日いけばな芸術展出瓶作品 自由花
先日開催されました第40回中日いけばな芸術展へ生徒さんが「自由花」を出瓶されました。
花材は、
スネークリーキ、タンチョウリーキ、桔梗、ゴールデンスティック、カポック、アベリア
大きな花展へ挑戦することは、とても貴重な経験となります。
作品に日頃の感謝の気持ちを込めてお花をいける-
それを皆さまに楽しんでいただき、私たちは少しずつ経験を積み重ね「花使い」になっていきます。
いかがでしたでしょうか。
体験レッスンできますので、ぜひ教室に遊びに来てくださいね~!