法要で仏花用の生花をいけました

かわいい孫育てに大忙し、遠江の国のゴールドマザー花使いの「おまっち」です。

先日、義父の四十九日法要がありました。
その際、お寺から「施主様の方でお花の準備をお願いします」と言われ、仏花用の生花をいけてきました。
今回はその時の体験談をお話しさせていただきます。

ちなみに宗派は「臨済宗方広寺派」です。

1.法要場所の選ぶ

今回の四十九日法要は、コロナ禍を考慮もあり、少人数で集まることになりました。
法要は、自宅で行うこともできましたが、今回はお寺をお借りすることにしました。

お寺を選んだ理由は、5つあります。

  • 家の中を掃除しなくてよい
  • 駐車場がある
  • 三蜜にならない
  • お寺で用意された椅子席が借りられるので、高齢の方の膝に優しい
  • 本堂がお墓の隣にあるので、移動しなくてよい

どれも、私たち家族にとっては大きな利点です。

2.お寺の生花と仏壇に供える花について

お寺の生花は、二種類あります。

 ①仏花(ぶっか)
 ②墓花(ぼっか)

どちらも一対にして飾ります。

仏花を飾ることは、

  • 故人を想う気持ちを花で表す
  • 仏様を敬う気持ち

を表現しています。


次に、仏壇に供える花の選び方と注意点です。

①長持ちする花を選ぶ
代表的なものは「菊の花」です。
菊の花は「花が長く持つこと」と「季節に関係なく手に入れやすいこと」が、よく選ばれる理由となっています。
その他にも、ピンポン菊、トルコキキョウ、カーネーションなどがあります。
これらの花は、御葬式でもよく使われています。
ドライフラワーは、長持ちするものの枯れていて、死や殺生を連想させますので仏花には適しません。

②色で選ぶ
仏花の色は、五色「青」「黄」「赤」「白」「黒(紫)」です。
これに準じた花を選びます。

③仏花に適ない花
仏花には、下記のように適さないお花があります。
・トゲがあるもの 
 例)薔薇、アザミなど
・毒があるもの
 例)彼岸花、チューリップなど
・香りの強い花や枯れるのが早いもの

仏教では、生花を尊重する考えが根強いそうです。

3.仏花をいける

仏花用の菊

今回、花立(はなたて)1対はお寺で用意してくれることになっていましたので、あらかじめ花器を見せてもらいました。
高さや内径を測って、当日は仏花用の花束(黄菊を7本 2セット)を家で作って持っていきました。

花は、3本、5本、7本と奇数でいけます。
いけた花は、仏壇の左右に置きます。
写真のように、花は自分達の方へ向けて供えます。

仏花の写真

4.墓花をいける

墓花用には、大小さまざまな菊の花を選びました。
仏花と同じく、事前に家で1対の花束を作っておきました。

墓前での法要の前に、墓花をいけます。
手早く飾れるよう、前もって整えておくことをお勧めします。
花は墓石の左右に置き、仏花と同じく自分達の方へ向けて供えます。

こちらは後日写真を撮ったので、少しお花に元気がなくなってしまいました。
スミマセン。

5.いけ終わった後の感想

仏花、墓花をいけることは、あらためて義父の在りしのおもかげを偲び、感謝を伝えるよい機会となりました。

お花は
「言葉では表現しにくい様々な思いを伝えることができるアイテムの1つ」
だということを実感しました。

お花をいけることは、大切な方を失った心を癒す時間でもあります。

お花に寄り添い、お花に助けられながら暮らしていく-

これが、いけばなの原点かもしれません。