遠江の国の見習い花使い「はるさめ」です。
今回は、先日クリエート浜松で開催された第67回静岡県華道連盟西部会「秋のいけばな展」の様子をご紹介します。
土曜日ということもあって、沢山の方が来場されていました~!
1.第67回静岡県華道連盟西部会「秋のいけばな展」について
静岡県華道連盟西部会は、浜松市を中心とした西部地区で華道文化の向上発展と会員相互の和協親睦を図る目的で創設された会です。
今回の花展は、いけ花の文化を継承し未来へつなぐ思いで開催されたそうで、12流派、160名の方が出瓶されました。
イベント名 | 第67回静岡県華道連盟西部会「秋のいけばな展」 |
開催日 | 2023年11月9日(木)~2023年11月12日(日) |
時間 | 午前10時~午後4時30分 (最終日は午後4時まで) |
開催場所 | クリエート浜松 ギャラリー31 〒430-0916 浜松市中区早馬町2番地の1 TEL : 053-453-5311 |
内容 | 古典から現代まで多種多様な花材を使用し、各流派の特色を生かした作品を披露する。 |
料金 | 無料 |
主催 | 静岡県華道連盟西部会 |
後援 | 浜松市・中日新聞東海本社・静岡新聞社・静岡放送・静岡県華道連盟 |
2.秋のいけばな展 会場の様子
今日は土曜日。
花展会場のクリエート浜松は「いけばな展」の他にピアノ教室の音楽会や絵画展が開催されていて、沢山の人が訪れていました。
いけばな展の会場は3階、ギャラリー31です。
前期と後期あわせて160作品を出瓶されているそうで、一度に様々な流派のいけばな作品を鑑賞することができました。
会場は広くゆったりとして、大作があちこちに飾ってあって見ごたえがありました。
多種多様の草木を使っていけられ、どの作品も趣向を凝らしてありとても素敵でした。
沢山の方がひとつひとつの作品を熱心に鑑賞されていましたよ~。
秋を彩る様々な草花が華やかな会場をつくり、とても素敵な空間となっていました!
3.秋のいけばな作品の特徴
今回の花展では、カンナくずや鳥の羽根などの異質素材をつかった作品のアイデアが斬新で素敵でした。
秋の花展ならではの色とりどり形も様々の実をつけた草木をいけた作品を沢山見ることが出来ました。
これは何の実かなぁ?
な~んてことを考えながら席札の横にある花材名を見て鑑賞するのも面白いですよねぇ。
紅葉している草木や枯れてしおれてしまったお花などを使っている作品もありました。
花が咲いているときの美しさだけでなく、移ろいゆく草花の命の輝きを愛しみそこにも美を見出す姿勢が「いけばな」にはあります。
秋の休日、目も心も豊かになる充実した時間を過ごすことが出来ました。
12流派の皆さま、素敵な作品を拝見させて頂きありがとうございました~!
4.浜松市発祥のモザイカルチャー
クリエート浜松のロビーに可愛らしいニワトリさんとカメさんを見つけました。
近寄ってみると金属のワイヤーで形どられたものに多種多様の多肉植物が植えられていました。
これは「モザイカルチャー」というものなんだそうです。
カナダ発祥の植物を使った立体アートで、日本の中では浜松市が発祥の地となっているそうです。
そういえば、フラワーパークで大きなものを見かけたようなことがあるような~・・・。
ちょっと調べたら「アイアンクラフトじんぱち」さんのHPサイトにモザイカルチャー制作の様子が紹介されていました。
作る工程が凄いです~!
ミニモザイカルチャー教室もあるようです。
多肉植物好きな友人に教えてあげようと思います(笑)