遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
アイミティ浜松いけばな(池坊)教室に熱心に通ってくれたイギリス人のK君が帰国することになりました。

毎回毎回、とても熱心にお稽古に通ってくださいました。
嬉しいことに、池坊のお花は帰国してからも続けてくれるとのこと!
お花でつながるご縁、これからも長くつながってくれるといいなぁ~。
さて今回は、晩夏のいけばなで生花二種生をいけました。
夏の余韻を残しながら、秋の深まりを予感させる花材の取り合わせです。
ぜひお楽しみくださいね。
1.晩夏のいけばな 生花二種生

生花二種生
≪花材≫
赤目柳、リンドウ
赤目柳は、すっと伸びる枝の線と葉の表情を生かし、空間へ向かって伸びやかに広がる姿を大切にしました。
まだ青さを残す枝には夏の生命感が感じられる一方、その凛とした佇まいには、少しずつ秋へ向かう季節の気配も感じられます。

二種生では、花材を多く使わないからこそ、それぞれの姿や線、葉の向き、花の位置が作品全体の印象を大きく左右します。
夏から秋へと季節が移り変わる晩夏。
華やかさを競うのではなく、余白を生かし、残暑の暑さと秋の涼やかさが交差する、季節の一瞬を表現した作品です。

生花別伝 上段流し
生花別伝の上段流しは、立ち上がる真の姿を保ちながら、流しの枝を大きく横へ流していくことで、縦と横の動きを一つの作品の中に表現する型です。
流しの枝は、自然な勢いとしなやかな曲線を生かしながら、空間に余韻を残すことを意識します。
真の直線的な立ち姿と流しの動きとの対比によって、作品に奥行きと伸びやかさが生まれます。
端正で品格のある生花を目指しました。
花笑 HANAWARAI