遠江の国のゴールドマザー花使い「おまっち」です。
今年も春のお彼岸の時期にあわせて、龍翔寺さんで「お寺でIKEBANA ミニ花展2026」を開催致します。

春のお花たちが軽やかに迎えてくれる、心がふわっと弾むひとときをどうぞ楽しみにしていてくださいネ。
昨年の花展の様子はこちらでどうぞ(↓)
さて今回は、池坊 松野いけばな教室の生徒さんが2026年2月のお稽古でいけた自由花をご紹介します。
まだ肌寒さの残る季節ですが、花たちがそっと春の扉を開いて見る人の心をふわりと明るくしてくれます。
ぜひご覧くださいね。

≪花材≫
チューリップ、コデマリ、スイートピー、クッカバラ
春の自由花はまるで風に乗って踊り出すような軽やかさを帯びます。
春の陽だまりのようにやわらかいお花たちの伸びやかな茎が作品全体にリズムをつくります。
そこへコデマリの細やかな白い小花がふわりと散りばめられ、まるで春の光が枝先に宿ったかのような透明感を添えます。

スイートピーは、ひらひらと舞う花びらが空気そのものを軽くするように、作品に甘い香りと風の動きを呼び込みます。
花弁の重なりや花びらの揺れが、春の気配をそっと耳元でささやくようですね。

花材が互いに主張しすぎることなく、しかし確かな存在感をもって響き合うことで、春の自由花は「軽やかさ」と「生命力」を同時に宿します。
見る人の心にそっと風を送り込み、季節の始まりを告げるような明るさを運んでくれる-
まるで春そのものが器の中に息づいているような、そんな瑞々しい魅力があふれています。
花笑 HANAWARAI