夏の立花作品は壮観!教授者研究会で杜若と蓮をいけました

2022教授者研究会

蒸し暑い日々が続きますね。
遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。

先日の教授者研究会で、杜若と蓮の立花を勉強してきました。
今回は、立花作品を紹介しながら、教授者研究会の様子をお届けします。

1.支部の教授者研究会について

蓮の花を使った立花

静岡県浜松遠陽支部では、年に二回、教授者研究会が開催されます。

文字通り、この研究会は職位が「正教授」以上で賛助会員と正会員の方が対象です。

ちなみに正会員になると、池坊のお花を人に教える事ができる「引立教授」になります。

先日、一回目の教授者研究会が開催されました。

2.お題は「杜若と蓮の立花」

今回のお題は、「杜若と蓮の立花」です。

杜若を主体に、蓮の葉も混ぜ合わせて使います。

いけばなで使う蓮の葉は、出生や葉の状態により様々な言い方があります。

・クルっと巻いた状態の葉(巻葉)
・巻葉から少し開いて膨らんだ状態(鐘木葉)
・新茎からはじめて出る小さい浮き葉(銭葉)

などなど、、、

いずれもいけるときは決まりがあります。

3.ハンドクリームが欠かせません…

講師の先生は、地元浜松の大島先生をお迎えしました。

蓮を生ける時は、ポンプで水上げをして、葉には桃の花(ハンドクリーム)を塗ります。

桃の花(ハンドクリーム)を塗らないと、蓮の葉は直ぐに枯れてしまうのです。
塗っておけば、3~4日持ちます。

葉にも保湿が大事なのですね!

私も毎日お肌の保湿頑張ってますよ~(笑)

4.大作が並ぶとまさに壮観です~!

夏らしく、涼し気な作品が次々と出来上がりました。

立花は大作。
皆さんの作品が並ぶと、勢いのある杜若や蓮の葉の瑞々しさも相まって壮観でした~!

制作には時間がかかりますが、その分満足感もあります。
充実した一日を過ごすことが出来ました。