遠江の国の見習い花使い「はるさめ」です。
本日(2月17日)より、松坂屋静岡店にて花展が始まりました!
静岡県内の池坊を親しんでいる華道家たちが、腕によりをかけて生けたいけばな作品をご覧いただけます。
今回は、いけばな池坊展「2024 花ものがたり」の詳細と会場の様子をご紹介します。
花展の帰路の途中に寄った牧之原市の「坂口谷川の河津桜」も綺麗でしたので、こちらも併せてご紹介しますね。
1.いけばな池坊展「2024 花ものがたり」
会期 | 2024年2月17日(土)~2024年2月22日(木) 10:00~18:00(18日(日)、22日(木)は17:00まで) |
会場 | 松坂屋静岡店 本館8階大催事場 |
入場料 | 600円 |
主催 | 華道家元池坊静岡県連合支部 |
後援 | 静岡県 静岡県教育委員会 静岡市 静岡市教育委員会 静岡新聞社・静岡放送 公益財団法人静岡市文化振興財団 静岡市文化協会 |
協賛 | 一般財団法人池坊華道会 |
2.いけばな池坊展 会場の様子
本日(2月17日)は、花展初日。
午前中は専宗様の巡視があるとのことで、私が到着した時はすごい混みようでした!
専宗様は作品をご覧になられて、ニコニコ楽しそうに華道家さんとお話しています。
華道家さんはもちろんですが、その周りにいる方達も皆さんとても熱心にお話を聴いていましたよ。
今回の花展は、静岡県内で池坊を親しまれている華道家さん達が一斉に集まって作品を展示し、交流を深め感性を高め合う機会となっています。
展示期間は一次、二次、三次と3つに分かれていて、その都度、約100点近い作品が一斉に入れ替わります。
一次展は、2月17日(土)~2月18日(日)
二次展は、2月19日(月)~2月20日(火)
三次展は、2月21日(水)~2月22日(木) となっています。
すごいですね~!
古くから親しまれている古典的な生け方から現代アートのような自由花やレリーフまで、様々な池坊作品が展示されていますので、大変見ごたえのあるものになっています。
私が訪れた一次展では、生花はこの時期らしい梅の一種生けやサンシュユの一種生けを見ることが出来ました。
どれも大変美しい作品でしたよ~。
もちろん大作の立花もあちこちにあります。
古木の間に可愛らしい「わびすけ」がちらっと顔を覗かせていたりして、作品の素晴らしさとお花の可愛らしさを一緒に楽しめました。
自由花はお部屋に飾れそうな小作品から両手を広げた大きさぐらいの大作まで、さまざま展示されています。
小作品は花器の下に敷かれている花瓶敷に凝ったものが多く、全体的な美しさをまとめあげるアイデアが大変勉強になりました。
趣向を凝らしている作品が沢山ありますので、お花の好きな方でしたらいけばなに親しみのない方でも楽しんで頂けると思います。
花展で出会う作品は一期一会。
今回ご紹介させていただきました作品は、一次展のみの出瓶作品となります。
会期中は三度の作品入れ替えがありますので、いつ行っても違ういけばなアートを楽しんでいただけると思います。
気軽にご覧いただける花展ですので、ぜひ足をお運びくださいね。
3.松野いけばな教室 松野弥生先生の作品 レリーフ
今回の花展では、私たち遠江の国の花使い達も出瓶しています。
一次展では、松野いけばな教室の松野弥生先生のレリーフを拝見することができました。
糸巻のモチーフとお花のコラボレーション!
アイデアが面白い作品です、糸とお花が美しいです~。
今後、二次展には、藤田いけばな教室の藤田滝子先生、山本いけばな教室の山本京子先生、伊藤いけばな教室の伊藤恭子先生の三名が出瓶されます。
三次展には、いけばな田名網の田名網三知代先生、片岡いけばな教室の片岡佳子先生、にんじんさんとちぇりおさんの四名が出瓶されます。
皆さんの作品は、また別のブログでご紹介する予定です。
楽しみにしていてくださいね。
4.静岡県牧之原市 坂口谷川の河津桜
静岡市からの帰り道、牧之原市坂部の坂口谷川の河津桜へ寄ってきました。
静岡市内でも河津桜と見受けられるピンクの花がたくさん咲いていましたので、道中のドライブが楽しかったです。
坂口谷川の河津桜、見事でした~!
こちらには約60本の河津桜が植えられているそうです。
ピンク色の河津桜は、本当に可愛らしいですよね~。
蕾はたくさんありましたので、まだまだ楽しめそうですよ。
川沿いにお散歩できるので、こちらも良かったら訪れてみてくださいね。
それではまた!