遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
すっかり秋めいてまいりましたね。
遅くなってしまいましたが、アイミティ浜松いけばな(池坊)教室の8月と9月のお稽古作品、自由花・一種生(いっしゅいけ)・三種生(さんしゅいけ)・杜若株分け(魚道生け)をご紹介します。
様々な作品が並びますので、今回は生け方の違いを見て楽しんでいただけると嬉しいです!
1.お稽古作品 2023年8月 夏の自由花①
「自由花①」です。
花材は、
紅葵・カーネーション・ドラセナ・アストランチア
どちらも白い花器を使っていますが、ドラセナの葉の使い方で受ける印象が変わりますね。
2.お稽古作品 2023年8月 杜若株分け(魚道生け)
「杜若株分け(魚道生け)」です。
夏のいけばなの中でも大変涼やかな雰囲気を感じられる型となります。
剣山を2つ使い、水盤を使って魚が通る道を作って生けます。
3.お稽古作品 2023年8月 夏の自由花②
「自由花②」です。
花材は、
ニューサイラン・ガーベラ・ソリダコ・リンドウ
こちらは横長の花器を活かして生けられている作品です。
上の2つは、丸い花器に同調するようにニューサイランを丸く形作って生けていますね。
ソリダコ(先端に小さな黄色の花がついている花材です)の花言葉には、「私に振り向いて」という意味があるそうです。
他の花材の引き立て役に使われることが多い「ソリダコ」。
この花言葉を聞くと、ちょっと注目してあげたくなりますね。
4.お稽古作品 2023年8月 杜若一種生
「杜若一種生(かきつばたいっしゅいけ)」です。
杜若をいけるときは、葉を一枚一枚はずして形を作っていけていきます。
型は決まっていますが、花材が持つ持ち味で姿形が少し変わります。
その時々の美しさを楽しんで頂ければと思います。
5.お稽古作品 2023年9月 初秋の自由花③
「自由花③」です。
花材は、
紅葵、カーネーション、鶏頭、フィロデンドラム
左の作品では、パイプストロンズクという異質物材料も使って生けています。
同じ花材を使っていますが、自由花ですと作品によって趣が随分と変わってきます。
他の方の作品を拝見して、様々な表現の仕方を学んでくださいね。
6.お稽古作品 2023年9月 初秋の自由花④
「自由花④」です。
花材は、
矢羽根すすき・リンドウ・孔雀草・岩つつじ
秋を感じられる花材を揃えてみました。
岩つつじは紅葉が始まるとまた美しい花材となりますね。
7.お稽古作品 2023年9月 初秋の三種生
「生花 三種生(さんしゅいけ)」です。
花材は、
赤芽柳・ハラン・トルコキキョウ
生花ですが、トルコキキョウやハランがあるので、洋風のお部屋でも似合いそうなですね。
秋のいけばなは、紅葉を生かした美しい作品ができます。
アイミティ浜松(いけばな)では見学や体験も出来ますので、気になった方はぜひHPをチェックしてくださいね~。