「静岡県浜松市中区船越の アイミティ浜松 いけばな(池坊)について知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
今回は、アイミティ浜松いけばな教室の「片岡先生」にお話を伺います。
はるさめちゃん、よろしくね~!
こちらこそ~、よろしくお願いしますっ!
1.片岡先生のプロフィール
- 静岡県生まれ
- 静岡県浜松市遠陽支部副支部長
- 池坊中央学院在籍
- 中日いけばな芸術展実行委員
2.2021年コロナ渦の中で開催した中日いけばな展
片岡先生が実行委員をしている中日いけばな芸術展ですが、昨年(2021年)の花展はコロナ渦で大変でしたね。
いろいろな意見があることは承知していたけれど、こんなときだからこそ、癒しのお花の力を借りたくて。
花展の時は、二ヶ月前ぐらいから準備を始め、何度も試しいけをして構想を練り直すとおっしゃる片岡先生。
2021年の中日いけばな展へ出瓶した作品は、青い地球をイメージできる花器を使って、観てくださる皆さんの心に少しでも希望が芽生えるよう、心を込めてつくられたそうです。
2.夕ご飯目当てのお稽古通い?!
片岡先生に、いけばなのどんなところが夢中になるのかを尋ねてみました。
「思いが形になる」
「綺麗にいけられたときに達成感を感じられる」
とのこと。
そんな片岡先生でも、いけばなを始められた当初は「全然、熱心にお稽古してなかった」と笑います。
「お友達がお花をやってたから、じゃあ私もやろうかな~ってぐらいの軽い気持ちで始めたのよ。
最初の頃は仕事が忙しくて、仕事終わりのお稽古は疲れちゃってるから、いつもササッとやるっていう感じ。
お稽古の後、師匠の田名網先生と夕飯を食べに(飲みに)行くのが楽しみで通ってたようなものだったのよ~」
あれれ~??!
はるさめにも心当たりが、、、(笑)
3.いけばな講師を目指すきっかけ
そんな片岡先生に、いけばな講師を目指すきっかけを尋ねてみると、「周囲の環境のせい」との答えが返ってきました。
師匠から頼まれた浜松遠陽支部青年部の役員をやるうちに、いつの間にか「お花を極めないといけないかな~」という気持ちが芽生えたそうです。
「でも、京都の池坊中央研修学院に通うには、子供もまだ小さいし、お金もかかるし、、、、」
そんな迷いと心配の気持ちが横切った片岡先生の背中を押したのは、ご主人の言葉でした。
「やりたいことがあるならやればいい」
この言葉で決心がついた片岡先生は、ご主人の理解と子供たちの応援を受けて、8年かけて定期的に京都の池坊中央研修学院へ通い、いけばなの技術を習得研磨していきます。
「今でもね、いけばなをやらせてくれた主人には、すご~く感謝しているよ。
ああ言ってもらえて嬉しかったの」
と、片岡先生は微笑みながらおっしゃいます。
いつも気さくな挨拶と朗らかな会話をしてくれるご主人。
この話を聴くと、旦那様の格好良さの「格」が一段と上がります(笑)
やはり、素敵な女性の隣には、素敵な男性がいるんですねぇ~!
4.家族への感謝の気持ちを込めて
「京都の池坊中央研修学院に通うと、なにが違ってくるのですか?」と伺うと、
「普段のお稽古に身が入るのよ。京都で恥ずかしい思いをしないために、熱心にお稽古するようになるのよ~」
と片岡先生。
花展は「陰から支えてくれる家族への感謝の気持ちを表現する場」でもあるとおっしゃいます。
「こんなに楽しく生け花をしています」
そんな思いを込めて、花展を開催する片岡先生の活躍はこれからも続きます!
どうぞ、次回もお楽しみに~。
5.取材を終えてー
今回は、片岡先生のいけばなに対する情熱を拝聴できました。
作品に込めた深い思いを知ると、また視点を変えて拝見することができますね。
片岡先生は、とってもチャーミング!
いけばなの知識はもちろん、気さくなトークも楽しめる先生ですよ。
片岡先生が気になった方は、ぜひ
「アイミティ浜松いけばな(池坊)」へー。
見学のみも可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。
その他、浜松市笠井町・磐田市立野にもお教室があります。
片岡先生、ありがとうございました~!