遠江の国のグランドマザー花使い「あみ」です。
先月のお稽古で、美しい杜若を沢山生けました。
今回は、いけばな田名網の2023年6月のお稽古作品、杜若の自由花・一種生・魚道生け、三種生をご紹介します。
第40回中日いけばな芸術展で出瓶しました立花新風体も掲載していますので、ぜひご覧くださいね。
1.お稽古作品 2023年6月 杜若の自由花
杜若をいけました「自由花」です。
大変美しい作品です。
このような竹の花器を使うとより一層美しさが引き立ちますね。
2.お稽古作品 2023年6月 生花 一種生
「生花 杜若の一種生」です。
こちらも大変美しい作品です。
いける際は葉を一枚一枚とりはずし、葉の先のつめの向きに気をつけながらいけていきます。
決まりがあるので少し難しいですが、この時期しか生けられない杜若ですので、機会があればチャレンジしていただきたく思います。
3.お稽古作品 2023年6月 杜若 魚道生け
「杜若 魚道生け」です。
二株に分けて生けています。
「池で株の間を魚が泳いで通る」という意味がある生け方です。
水盤からお水をいただくのが大好き、にゃんこスタッフ「らもちゃん」登場です(笑)
教室のアイドル、にゃんこスタッフです。
お仕事で疲れた生徒さん達のハートを癒しています~。
教室で見かけたら気軽に声掛けしてくださいね~!
4.お稽古作品 2023年6月分 三種生
「生花 三種生」です。
花材は、
キキョウ、オクラレルカ、梅花うつぎ
初夏にぴったり、涼し気な素敵な作品が出来上がりましたね。
5.第40回中日いけばな芸術展 講師作品 立花新風体
第40回中日いけばな芸術展出瓶作品、「立花新風体」です。
花材は、
蔓梅擬(ツルウメモドキ)、スネークリーキ、ナツツバキ、ヒペリカム、フウチラン、トクサ、ゴムノキ、ブットレア、デイゴ、沙羅双樹
蔓梅擬(ツルウメモドキ)は秋になると綺麗なオレンジ、レッドの実物が色づきます。
今の時期はグリーンがとても美しいのでどうしても使ってみたく、「主」「用」「あしらい」へ生けました。
夏椿、沙羅双樹が咲いたので、作品に加えました。
白い花が沙羅双樹です。
第3回社中展「おさらい会」を開催することになりました。
8月11日~13日、会場は平野美術館1階(Hirano Art Gallery)です。
無料ですので、ぜひ遊びに来てくださいね。