「静岡県磐田市青城交流センターの生け花教室、片岡先生について知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
片岡先生、今日は先生自身のことをいろいろ教えてくださいね。
は~いっ、はるさめちゃん。
今日はよろしくね。
よろしくお願いしま~す!
1.片岡先生のプロフィール
- 静岡県生まれ
- 静岡県浜松市遠陽支部副支部長
- 池坊中央学院在籍
- 中日いけばな芸術展実行委員
2.いけばなを始めたきっかけ
片岡先生が、いけばなを始めたきっかけはなんですか?
お友達がやっててね、ちょうどお茶かお花でもやろうかな~と思っていたから、「じゃあ私もやろうかな」っていう軽い気持ちよ。
お友達につられて、お花を始めた片岡先生。
家にはお母さまが飾られたお花があったから、好きだけれどそれぐらいで特別な感情はなかったとおっしゃいます。
それどころか、最初の頃は「全然熱心にお稽古していなかった」とのこと。
「いけばなを始めた頃は仕事が忙しくて、仕事終わりのお稽古は疲れちゃってるから、いつもササッとやるっていう感じ。
お稽古の後、師匠の田名網先生と夕飯を食べに(飲みに)行くのが楽しみで通ってたようなものだったのよ~」
3.いけばな講師を目指して
そんな片岡先生が、いけばな講師を目指すようになった理由を尋ねると、周囲の環境のせいだとおっしゃいます。
師匠から頼まれた浜松遠陽支部青年部の役員をやるうちに、いつの間にか「お花を極めないといけないかな~」という気持ちが芽生えたそうです。
その当時、子育て真っ最中の片岡先生。
「いけばなの勉強をする為に、京都の池坊中央研修学院へいく」
そんなことができるのか、、、
心配と迷いが横切った片岡先生の背中を押したのは、ご主人の言葉でした。
「やりたいことがあるならやればいい」
この言葉で決心がついた片岡先生は、ご主人の理解と子供たちの応援を受けて、8年かけて定期的に京都の池坊中央研修学院へ通い、いけばなの技術を習得研磨していきます。
「今でもね、いけばなをやらせてくれた主人には、すご~く感謝しているよ。
ああ言ってもらえて嬉しかったの」
と、片岡先生は微笑みながらおっしゃいます。
「京都の池坊中央研修学院に通うと、なにが違ってくるのですか?」と伺うと、
「普段のお稽古に身が入るのよ。京都で恥ずかしい思いをしないために、熱心にお稽古するようになるのよ~」
と片岡先生。
4.ひたむきにお花と向きあうからこそ得られるもの
いけばなの何がそんなに先生を夢中にさせているのかを尋ねると、
「思いが形になる」
「綺麗にいけられたときの達成感」
とのこと。
そして「作品が形としていつまでも残らない」という、生花をつかう「いけばな」ならではの特性をあげられます。
「創作の生みの苦しみも、出来上がったときの達成感も、形がないからこそ心に残って、みんな良い思い出になる」
今でも技術習得を欠かさず、師匠のお稽古に通う片岡先生。
高い志を持った片岡先生の活躍は、これからまだまだ続きます。
5.取材を終えてー
片岡先生は、いつもにこやか。
高い技術もさることながら、知識も経験も豊富。
それを丁寧に教えてくれる優しい先生です。
初心者さんには特にオススメですよ~。
片岡先生が気になった方は、
「磐田市青城交流センター生け花教室」へー。
いけばな体験レッスン、できますよ~!
その他、浜松市内にも2ヶ所お教室があります。
片岡先生、ありがとうございました~!