片岡いけばな教室|秋の華やかな自由花、生花二種生、生花新風体

片岡いけばな教室_202610_2

遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。

秋晴れの気持ちの良いひ日が続きますね。
皆さんいかがお過ごしですか。

近所の小学校に植えられていたトキワサンザシが、びっしり実をつけていました。
実りの秋ですね~。

さて今回は、秋のいけばなで自由花、生花二種生、生花新風体を生けました。
秋の美しい色彩と華やかなお花達をぜひご覧下さいね。

1.秋のいけばな 自由花

池坊 片岡いけばな教室 自由花

自由花
≪花材≫

カンガルーポー、ゴッドセフィアナ、カラー

個性的な形を持つカンガルーポーは、独特の質感と動きのある花姿で作品にリズムを生み出し、印象的なアクセントとなっています。
深みのある色のカラーは、洗練された落ち着きと大人びた雰囲気を漂わせ、存在感を放ちます。
花材の表情を生かしながら、自然の美しさと独創性を表現した作品です。

池坊 片岡いけばな教室 自由花

自由花
≪花材≫

野ばらの実、ケイトウ、リンドウ

野ばらの実は、丸く愛らしい実の姿と鮮やかなオレンジ色が秋の実りを感じさせ、枝の動きとともに作品に自然な広がりを生み出します。
ふんわりとした質感が特徴のケイトウは、華やかさと温かみを添え、豊かな存在感を放ちます。

池坊 片岡いけばな教室 自由花

一方、リンドウの深い青紫色は、ピンクやオレンジの暖色系の色彩を引き締め、落ち着きと清涼感をもたらします。
花材の個性を生かしながら、色の対比と空間の広がりを大切にし、季節の喜びと自由な感性を表現した作品です。

2.秋のいけばな 生花二種生

池坊 片岡いけばな教室 生花二種生

生花二種生
≪花材≫
石化エニシダ、ミヤマリンドウ


石化エニシダは、茎が帯状に変化した独特の姿が特徴で、うねりや広がりのある線が印象的な造形美を生み出します。
その個性的な枝ぶりを生かすことで、自然の不思議さと力強さを表現し、作品に動きと奥行きを与えます。
ミヤマリンドウの小ぶりで清楚な花姿は、石化エニシダの大胆な形態と対照をなし、繊細で落ち着いた趣を添えます。
動と静、力強さと可憐さが調和した作品となります。

3.秋のいけばな 生花新風体

池坊 片岡いけばな教室 生花新風体

秋の「生花新風体」は、深まりゆく季節の趣を感じさせながら、花材それぞれの個性を生かし、現代的な感覚で表現するいけばなです。
伝統的な生花の精神を大切にしながらも、花材の取り合わせや空間の使い方に工夫を凝らし、自由な発想で構成できることが新風体の魅力です。
秋ならではの落ち着いた色彩や繊細な線の動きを生かし、花材同士が響き合う姿を表現することで、季節の移ろいと自然の生命力を一瓶の中に映し出します。