片岡いけばな教室|秋の深まりを感じる立て花

片岡いけばな教室_202610_1

遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
先日、静岡市美術館で開催されている「ルノワール展」へ行ってきました。

ルノワール展2026

日本国内にあるルノワールの作品とルノワールと縁があった画家たちの作品が展示されていて、とても見ごたえがありました。
朝一番は大変混んでいるそうなので、少しずらしていくといいようです。

さて今回は、秋のいけばなで「立て花」をいけました。
ぜひご覧下さいね。

1.秋のいけばな 立て花

池坊 片岡いけばな教室 立て花

秋の「立て花」は、深まりゆく季節の趣と、自然が織りなす豊かな表情を表現するいけばなです。

古典的な様式を受け継ぐ立て花は、さまざまな草木を取り合わせ、それぞれの出生や特徴を生かしながら、自然の調和を一瓶の中に表します。

池坊 片岡いけばな教室 立て花

秋は、木々の葉が色づき、実ものが熟し、草花が静かに実りの季節を迎えます。
紅葉した枝の鮮やかな色彩、実をつけた枝ものの力強さ、秋草のしなやかな姿など、それぞれの花材が持つ個性を見極め、伝統的な役枝の働きと全体の構成を大切にしながらいけていきます。

池坊 片岡いけばな教室 立て花

高く伸びる枝には空へ向かう気高さを、横に広がる枝には自然の広がりを、足元の草花には大地に根差す生命の息吹を感じさせます。

立て花の魅力は、多種多様な花材を用いながらも、決して華やかさだけにとらわれず、全体に秩序と品格を生み出すところにあります。

池坊 片岡いけばな教室 立て花

一本一本の枝の向きや線の流れ、花材同士の間合いに心を配ることで、静けさの中にも豊かな動きが生まれます。

池坊 片岡いけばな教室 立て花

秋の「立て花」を通して、自然の移ろいを見つめ、草木それぞれの美しさを尊重する心を表現したいものです。