今年の5月は寒暖差が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか。
遠江の国のゴールドマザー花使い「おまっち」です。
5月5日は、子供の日。
子供たちの健やかな成長を願い「菖蒲(ショウブ)の一種生け」をいけました。
今回は、「松野いけばな教室の生徒さんがいけた菖蒲の一種生と春の自由花と6月に開催される中日いけばな芸術展の概要」をご紹介します。
1.端午の節句にちなんだ生け花 生花 菖蒲一種生
「生花 菖蒲一種生(いっしゅいけ)」です。
花材は、
花菖蒲(ハナショウブ)
すくっと伸びた葉が美しい花菖蒲は、この季節を彩る代表的なお花です。
今回のお稽古では、端午の節句にあわせて子供たちの健やかな成長を願い、菖蒲を生けました。
菖蒲の一種生は、葉を一枚一枚きまりに合わせて重ねながらいけていきます。
これを覚えるのがちょっと大変かな?!!
ピシッと決まると、とっても素敵な作品になるのが生花の良いところです~。
写真の作品もお花が咲き出すと、上品さと美しさが増して一段と素敵な作品になります。
2.松野いけばな教室 2023年5月 自由花
「自由花」です。
花材は、
フトイ、カーネーション、紫陽花、ギボシ
三角に形をつくったフトイを組み合わせて、少し幾何学的な印象をつくっている作品です。
色の濃い花器を使っていますが、ガラス製ですので少し軽やかさも感じられます。
洋室に合いそうな素敵な作品ですね。
こちらは、フトイの伸びやかな曲線をそのまま生かした作品です。
ギボシの葉に黄緑色がありますので、花器と色の調和が見てとれます。
紫陽花の紫色が濃くなってくると、また雰囲気の違う美しい作品になりますでしょうか。
3.松野いけばな教室 講師作品 杜若の三本生け
「生花 杜若の三本生け」です。
杜若(かきつばた)は、菖蒲と並んでこの時期を代表するお花です。
生け方は、菖蒲の時と同じように根元でくっついている葉を一枚一枚わけて、きまりに合わせて重ねて生けていきます。
こちらの作品は三本生けですので、花が咲くとより見ごたえのある生花となります。
4.松野いけばな教室 講師作品 生花 交ぜ生け
「生花 交ぜ生け」です。
花材は、
ススキ、桔梗
混ぜ生けは、通常の二種生けより少しボリューミィーな感じになります。
生花は、花器と花材の高さとバランスが大事。
繰り返し生けていると、次第に感覚が身についてくるようになりますよ~。
5.6月に開催される第40回中日いけばな芸術展へ出瓶します!
6月7日(2023年)から、浜松遠鉄百貨店で「第40回中日いけばな芸術展」が開催されます。
様々な流派のいけばな作品を楽しめる展覧会です。
私は、一次展の7日、8日に出瓶します。
どなたでも気軽に楽しんでいただける展覧会です。
季節のお花を愛でにぜひ足を運んでいただけると嬉しいです!