遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
寒暖差が激しい季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

春のイベントが多くなってきました。
コートを新調してウキウキ気分でイベントへ出掛けたいなぁ~♪
さて今回は、池坊 片岡いけばな教室の生徒さんたちがいけた2026年3月のお稽古作品 立て花、三種生をご紹介します。
春の可愛らしいお花たちをぜひお楽しみくださいね。
1.片岡いけばな教室 2026年3月お稽古作品 立て花

≪花材≫
コデマリ・トルコキキョウ・ぜんまい・ヒペリカム他
春のいけばなに「ぜんまい」を使うと、まだ寒さの残る季節にそっと芽吹く命の力強さが、花器の中にふわりと立ち上がります。
ぜんまい特有のくるりと巻いた形は、まるで春の気配がほどけていく瞬間をそのまま閉じ込めたようで、見る人の心をやわらかく揺らします。
派手さではなく、季節の息吹をそっと伝える上質な美しさを持っています。
自然のリズムをそのまま空間に迎え入れるような作品です。

≪花材≫
ボケ・トルコキキョウ・オクラレルカ・マサキ・ぜんまい・ブルースター他
ボケの素朴な可憐さと、トルコキキョウの洗練された色彩、この対比が春のいけばなに豊かな表情をもたらします。
線の美しさを大切にする立て花だからこそ、枝物と花物の個性が際立ち、自然のリズムがそのまま作品に息づきます。
この組み合わせは、春の喜びと静かな気品を同時に感じさせる、心に残る立て花になります。
2.片岡いけばな教室 2026年3月お稽古作品 生花 三種生

≪花材≫
コデマリ・赤芽柳・バラ
赤芽柳のしなやかな枝は、立ち上がる線の美しさを際立たせ、三種生の骨格をつくります。
芽吹いたばかりの赤みを帯びた色合いが、季節の生命力を象徴し、作品に凛とした表情を添えます。

バラは三種の中で最も華やかで、作品の中心に豊かな彩りをもたらします。
柔らかな花弁の重なりが赤芽柳の線とコデマリの軽やかさを受け止め、全体を上質にまとめ上げます。

≪花材≫
コデマリ・オクラレルカ・チューリップ
三つの花材がそれぞれの役割を果たしながら、ひとつの景色をつくり上げる三種生は、自然の調和そのものを映し出すような美しさを持っています。

春のやわらかな空気をそのまま花器に閉じ込めたような、愛らしさと清々しさが同居する作品になりましたね。

チューリップのふっくらとした花姿は、見るだけで心がほころぶような可愛らしさがあります。
ピンクの優しい色合いは、コデマリの白とオクラレルカの緑に溶け込みながら、作品の中心に温かい彩りを添えます。
花弁の丸みが、三種生の中に柔らかいリズムを生み出し、春らしい幸福感を漂わせます。

デマリの光の粒、オクラレルカの凛とした線、チューリップの愛らしい存在感。
この三つがひとつの花器の中で調和すると、春の庭の一瞬を切り取ったような、優しくて心に残る景色が立ち上がります。

オクラレルカの細くまっすぐな葉は、三種生の骨格をつくる大切な存在です。
すっと伸びる線が作品に緊張感を与えつつ、コデマリの軽やかさやチューリップの丸みを引き立てます。
深い緑の色味が、春の柔らかい色彩をしっかりと支える役割を果たします。

春のお花を一緒に楽しみませんか。
片岡いけばな教室では、いけばな体験教室を開催しています。
お気軽におといあわせくださいね♪
花笑 HANAWARAI 
