遠江の国の見習い花使い「はるさめ」です。
先日、Hirano Art Galleryで第3回田名網社中展「おさらい会-夏草のにぎわい 八月は夢花火 私の心は夏模様-」が開催されました。
お陰様で沢山の方にお越しいただき、皆さまに感謝!感謝!です。
今回は、社中展の舞台裏、準備の様子をご紹介します。
皆さまに楽しんでいただける素敵な花展にしようと、お花好きな花使い達が奮闘しました~!
1.準備の初日は生花以外のものから、、、
今回の会場は、平野美術館の1階にある「Hirano Art Gallery」です。
準備は前々日から始まりました。
生花以外に準備できるもの、台の配置や大型の花器の搬入等を行います。
今回は写真集を使ったアートといけばなのコラボレーション作品を壁に設置するので、早速その準備に取り掛かります。
2.目標は21時までに終わること!
花展前日は、いよいよ生花を使ってお花をいけていきます。
生徒さん達は、どんなお花をいけるのか、1ヶ月以上前から先生と相談しながら決め、お稽古の時に練習してきています。
そうは言っても、思ったような花材が揃わないことがあります。
今回も「オンシジュウムの色が薄い」という思ってもみなかったトラブルが発生!
これでは思い描いていたモノとはイメージがかけ離れてしまいます。
そんなトラブルがあっても、経験豊富な先生たちが出してくださる代替え案を元に、生徒さん達は作品を作り上げていきます。
今日の目標は21時までに生け終わること!
3.右へ左へ先生達は大忙し!
田名網先生は、会場をぐるぐる回りながら全体を整えていきます。
片岡先生からの細かいチェック依頼に、田名網先生は的確なアドバイスを飛ばします。
お稽古の時に練習したといっても本番でいけるのとはやっぱり違いがあります。
だから迷うんです、、、、
先生達へ「ヘルプ」をだす生徒さん達の声があちこちから聴こえ始めます。
それに応える先生達は大忙し!
田名網先生だけでなく、藤田先生も油井先生も山本先生も生徒さん達の作品つくりのアドバイスをしていきます。
松野先生も伊藤先生も、生徒さん達の作品が素敵になるように右へ左へ忙しく動き回っています。
そんな先生達の細やかな指導のお蔭で、細部まで整えられた作品が次々に出来上がってきました。
4.作品をつくりをする先生の姿
今回の花展では、先生方も作品を出瓶します。
田名網先生をはじめ、諸先生方の手さばきを後ろからじっと見つめる生徒さん達-。
大作をいけられる先生方の姿は、花展ならではしか見られないこともあるので貴重な機会です。
いくつもの花材と道具を使いこなし、テキパキと作品を作っていく先生達の姿はカッコイイ!!!
5.つかの間の休憩~もぐもぐタイム~
長丁場の花展準備。
体力勝負ですから、休憩ついでにもぐもぐタイム。
簡単な軽食を皆でとります。
仕事終わり、お腹ぺこぺこのまま会場へお花をいけにくる若い方も沢山いらっしゃいます。
だから「もぐもぐタイム」は重要ですネ。
さぁ、あと一息です!
生徒さん同士でも手伝いあって作品を完成させていきます。
6.いよいよ本番へ-
出来上がった作品をもう一度チェックし、田名網先生が全体の細かい配置を見直していきます。
最後に作品が映えるよう照明を追加設置してもらい、いよいよ明日の本番です!
いかがでしたでしょうか。
猛暑の中の花展は、花材の種類が少なく苦労されたとか-。
皆で力を合わせて作り上げた田名網社中展。
開催日当日の様子もブログにアップしていますのでぜひご覧くださいね~!