遠江の国のゴールドマザー花使い「あつみん」です。
近所の小学校の近くを歩いていたら、とてもいい香りがしてきました。

足元を見たら水仙が満開でした~!
香りだけでもすごく得した気分になりましたが、こんなにも綺麗なお花たちに出会えて幸せです。
さて今回は、アイミティ浜松いけばな(池坊)の臨時教室である曳馬教室の生徒さん達の2026年春のお稽古作品 生花一種生、二種生、三種生をご紹介します。
1.アイミティ浜松いけばな(池坊)仮曳馬教室 2026年春 一種生

レンギョウの一種生は、春の光をそのまま束ねたような明るさが魅力です。
しなやかな枝は自然な動きを生み、線の美しさを際立たせます。
黄金色の小花が点描のように散り、空間に軽やかなリズムを与えるのも特徴です。

いけばなでは、枝の流れを大切にしながら、余白と対話するように配置することで、春の息吹と生命力をより豊かに表現できます。
2.アイミティ浜松いけばな(池坊)仮曳馬教室 2026年春 二種生

桃と菜の花の二種生けは、春の訪れを最も素直に映し出す取り合わせです。
桃はしなやかな枝ぶりとふくらむ蕾が魅力で、上昇する力や季節の高揚感を象徴します。
線の動きを丁寧に見極め、空間に伸びやかな流れをつくることで、主材としての存在感が際立ちます。

一方、菜の花は明るい黄色が足元を照らすように広がり、素朴で温かな春の気配を添えます。
丸みのある花姿は桃の鋭い線をやわらげ、双方の魅力を引き立てる役割を果たします。

構成では、まず桃の最も美しい線を活かし、余白を残して風が通るような軽やかさを意識します。
次に菜の花を低めに添え、桃の動きを受け止めるように配置すると、全体に安定感と季節の温度が生まれます。
二種が響き合うことで、華やかさと素朴さ、緊張とやわらぎが調和し、早春の息吹を清々しく表現できます。
3.アイミティ浜松いけばな(池坊)仮曳馬教室 2026年春 三種生

桃・ユキヤナギ・菜の花の三種生は、早春の景色を立体的に描き出す、動きと調和に満ちた取り合わせです。
主材となる桃は、しなやかな枝ぶりとふくらむ蕾が季節の力強い息吹を象徴し、上へと伸びる線が作品全体の軸をつくります。
そこにユキヤナギを添えることで、細やかな白花が流れるような動きを生み、桃の線を受け継ぎながら空間に軽やかな余韻を与えます。
枝のしなりを活かすと、風が通るような柔らかいリズムが生まれます。

足元には菜の花を配し、明るい黄色で温かさと素朴な春の気配を添えます。
丸みのある花姿が、桃とユキヤナギの鋭い線をやわらげ、全体の調和を整える役割を果たします。
三種がそれぞれの個性を響かせながら、線・色・質感が豊かに重なり、春の景色を一瓶の中に鮮やかに表現できます。
花笑 HANAWARAI
